神経症が治るからくり



神経症の状態とは

神経症とは、不安が巨大台風となって猛威を振るっている状態と言って良いでしょう。不安即ち意識の過剰が、我々の生活を支えている無意識の活動を大幅に低下させ、生活を困難にさせている。過剰な意識は無意識を抑え込み、抑え込まれた無意識が、更に意識の猛威を許すと言う、悪循環にハマっている。

暴走した意識を如何に止めるか
無意識が抑え込まれた状態とは、ブレーキが故障したダンプトラックが走っている状態と言える。この暴走しているダンプトラックを如何にして停止させることが出来るか。ブレーキの役割をする無意識を活性化すれば良いが、神経症者は動きを嫌がる。動きこそが、無意識の活動を示すリトマス試験紙であり、無意識そのものであるが、神経症者はこれを極端に嫌がる。

無意識の活性化と意識の鎮静化
我々の意識構造は、90%の水面下の無意識と、水面上10%の意識からなると斎藤は仮説を立てる。この構造は大変安定で、心は平安であり、体は俊敏に動く。何故なら、日常の大部分の動作は無意識に指令されているからである。


嫌な雑用を開始しよう
脳卒中患者のリハビリは、困難を伴うと聞く。患者は嫌がり、努力の効果がはっきりしない。アル中患者の断酒、チェーン・スモーカーの禁煙も、表現を越える困難を伴う。それに比べて、神経症者の雑用はどれ程難しいであろうか。医者に行く必要もないし、費用はゼロ、副作用もない。手術のような恐怖と痛みを伴わないし、今すぐここで開始できる。これを拒否する手はないであろうが、神経症者は動かない。しかし、斎藤を含めて日本では4人が雑用を通して、神経症を脱している。

神経症を脱出した世界は素晴らしい。自分本来の才能とパワーが蘇り、収入が上がり、家族から頼られる存在になる。心のエネルギーは、自分を取り巻く全てに降り注がれるから、社会に役立つ人間にならないはずがない。



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