強迫行為解決への4ステップ 第一ステップ・・・呼び名を変える。これは自分の責任でなく自分の中にある強迫観念である 呼び名を変えよう。一体この忌まわしいしつこい考えは何か。大事なのは一歩下がってこの払いのけたい観念、衝動、行動は貴方の真の考えでなく強迫観念と言う健康でない観念であると自覚しよう。いつも努力して現実に立脚してものを見つめよう。チェックしたり数えたり手を洗ったりするのは本当に必要でしているのでは無い。これら強迫観念とか強迫衝動は強迫行為と言われる医学の対象になる病気である。 第二ステップ・・・原因発生を考え直す。釘付けになった脳の開放 次の質問の回答を考え治そう。 「どうしてこのうるさく付きまとう強迫観念や衝動が消えないのか、何故こうして苦しみ続けなければいけないのか、一体これらをどう考えたら良いのか」答えは貴方は強迫行為あるいは英語でOCDと呼ばれる病気にかかっている為にその症状に悩まされているのです。これは科学的に示されていて脳内の化学物質のバランスが崩れる事から生じる考えの乱れである。現在科学的に立証されているのですが、脳が言わば車で言えばギアーに入った状態で上手く動かなくなっているのです。貴方の脳がギアーに入っているのでその結果貴方の行動を次に移すのが難しいのです。絶え間なく襲う強迫観念や衝動は貴方の脳が立ち止り易いから起こっていると考える。 第三ステップ・・・注意の変換 貴方の見方を変えて強迫行為をしない様にしよう。直接強迫行為に対峙しないでそれを迂回して例えば有意義で楽しい活動即ち庭いじりとかコンピューターゲームとかをする。この時気を付けるのは何か別の事をしようです。その別の事をしている時に貴方は誤ったギアーに入った脳を修理しています。その結果貴方の脳は別の行動に容易に移れるようになります。これを繰り返すと貴方はより易しく行動を移す事ができます。何故なら貴方の脳がより良く機能し始めたからです。 第四ステップ・・・物の価値観の変換 第三ステップを根気良くするとその結果として物の考え方変わって行く。絶え間なく来る強迫観念や強迫行為は意味が無いし間違った考えで無視していいものです。こう深く理解する事によって病的な衝動のとらえ方、考え方を変えて受け流して消えて行くのを待ちます。貴方の脳が上手く機能すると次第に強迫観念とは何かが見えて来ます。次第に貴方は自然にものを考えるようになりその結果症状は減衰します。 脳科学ニュース・インデックスへ |