2020年3月26日 |
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私は医学の専門家でないが、BCGがコロナウィルスに対する有力なワクチンになりうると言う説に賛成する。今すぐ受けるかと言われたら、躊躇せず受ける。その理由を以下に示す。
BCG接種を義務付けた国の世界地図 これを見ると、コロナウイルスの拡散速度とBCG接種の有無に関係があるのが分かるであろう。
西ヨーロッパの国々の中でもスペインとポルトガルは、1965年に接種を開始して比較的時期が遅い。1981年にはスペインが既に停止し、ポルトガルも2017年に停止した。ポルトガルでは55歳以上の人のBCG接種率は低い。だから老人に高い死亡率が出ているが、でもスペインより良い。 BCGとコロナの関係
BCGには各種あるが、その中でもソビエト株、日本株、ブラジル株がコロナウイルスに対して効果がある。ソビエト株と日本株は古いタイプで、西ヨーロッパ株は比較的新しく、ソビエト株日本株とは異なっている。 国民の収入とBCG接種、コロナウイルス感染の関係 縦軸は100万人当たりのコロナウイルス関連死の数 一番左のクラスターはBCG接種義務があり低所得の国々、中央はBCG接種義務があり高所得の国々、一番右はより高い所得であるがBCG接種を義務付けしてない国々。 ドイツのコロナ感染マップ 東ドイツはソビエト株を使い、西ドイツは西ヨーロッパ株を使ってBCGを接種していたが、西ドイツは1998年に停止した。 下は3月24日現在のドイツのコロナウイルス感染状況を示す。一番上は9件以内、最下段は1000件から9999件の間。 ドイツの10万人当たりの死亡率 旧西ドイツのそれは0.35に対して、旧東ドイツの数字は0.11である。面白い事にベルリンはその中間で0.21である。(3月27日現在) BCG株の種類を示す世界地図 "I" で示されたブラジル株、ロシア、ブルガリア株、日本株がコロナウイルスに一番効力を発揮している。尚、複数株を使っても効力はある。 各種BCGの系譜 ロシア、日本、ブラジル株はBCGの中でも最初の世代にあたる。 各BCG株の違い BCG日本、ブラジル、ロシア、スウェーデンとBCGコペンハーゲンでは性質が大きく違う。 BCGコペンハーゲンが西ヨーロッパでよく使われていた。 イラクでは日本株を使ったのに対して、イランは1947年から1984年まで、自国で作ったBCGを使った。イラクとイランでは、その患者数に大きな違いがある。3月27日現在、イランでは100万人当たり27人の死亡に対して、イラクではわずか0.9人である。 アジアに目を向けると中国は自国のBCGを使い、韓国はデンマーク株と日本株を併用していた。台湾では日本株を使っている。日本、タイ、台湾、イラクは日本株を使っていて死亡率が低い。 ポルトガルの年齢別、性別の死者数 ポルトガルでは1965年から2017年までBCG接種をしていた。3歳から55歳の人はBCGによる抗体を持っているが、それより年齢が上の層では抗体がないため数字に表れている。 中国のBCG接種の状況
30代、40代より10代、20代の方が多い。スペインでは、1965年から1981年にBCG接種をしていた。 スペインの年齢別死者数 3月22日現在 BCG接種は人間には害がない事 2003年、日本の医学報告によると、ベッドに寝たままの老人でも再度のBCG接種で、肺炎の発生を顕著に下げたという。 ロックダウンの効果 ロックダウンは感染速度を落とすが、BCG接種をしてない国では十分効果を発揮しない。 下は各国のロックダウンとR値、即ち感染率をしめす。R1とは一人の感染者が一人に移す数値である。
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