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神経症とは無限運動をしている円盤に例えられる |
神経症ではストレスを受けると、心に神経症円盤を回転するエネルギーが発生する。神経症円盤が回転し始めると、不安の原因解明とその対策への努力が止まらなくなり、円盤の回転は更に加速する。一度この生き方が始まると神経症円盤の回転停止は難しく、多くの人は神経症を長く経験します。故に神経症を治しの難しい心の障害とする。
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無為療法はこの円盤の回転を止める療法です |
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強迫観念は動きを嫌う |
神経症者では強迫観念が日常の動きを制約していて大変動くのが難しい。強迫観念はわれわれに全神経を集中して聞けと命令し、体の動きを阻止しようとする。しかしそのまま強迫観念に言われるがまま停止してしまうと生活は終わるから、敢えて動いて強迫観念との戦いに挑む。
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人生相談では治らない
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神経症者は苦境を脱出するために人生相談をする傾向にあります。しかし神経症は人生相談の対象ではないし、人生相談では治らない。ではどうしたら治るか。 動きを確保する事なのです。体が動いていると不思議に強迫観念の威力は落ちる。強迫観念の威力が落ちると体は自然に動くようになります。 健康とは体が自然に動く状態であり、ここでは既に強迫観念は消失している。健康な人と同じく明るい顔で生活をしているから、斎藤に伺いをたてる必要もない。 |