今日の言葉

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翻訳を諦めたこと      2023/5/21

ニューヨークタイムズが心理療法、会話療法の効果に関する記事を載せていたので早速それを翻訳を開始しましたが、あほらしくなって途中で放棄しました。
記事を書いた人が長年療法を受けているのですが、治ってないから文章もふらふらしている。効果があるともないともグダグダ言う。斎藤自身、心の病専門に20年以上やっているからこの手の文章には飽き飽きするわけです。

結論から言って精神病に対して会話療法はほとんど無効です。それじゃあ、見も蓋もないから一生懸命効果があると連呼するわけで、翻訳も難しい。翻訳の名人ならいざ知らず、普通の人では文章に一定方向が見えないと推察と言う技術が使えないからです。

そこでAIの登場ですが、やはり最近はかなり進歩しています。でも、グーグル翻訳に任せて読んで納得する人は少ないのでは。グーグル翻訳では何を言っているか分からないのです。
今回は部分翻訳をAIに任せてみたらこれはかなりの成績だった。仕上げは人間でないとAIも間違えて意味不明な文章になる。結論として人間とAIは手を携えてお互いに欠陥を補えば社会に大いに役立つと思う。



翻訳完成        2023/5/19

人生はDNAで決められているか
私の神経症発症を見ると病気とDNAの関連は大きいと思う。それ以外にも私は音楽が好きで英語が猛烈に話したい。これも両親に似ていると思う。われわれの人生は遺伝子で決まってしまうと言い切ると見も蓋もない話になるが、ある程度事実であると受け取るほうが正しいであろう。しかしその遺伝子にしても環境との相互作用が大きくて環境次第で方向が逆向きになる可能性さえある。この手の研究を今後も進めてもらいたい。



翻訳完成        2023/5/13


加工食品と心の関係
長らくアメリカではハンバーガーをジャンクフードと言う意味が分からなかったが、これを読むとその意味が分かる。ジャンクフードとは超加工食品の事でアメリカ人自身も良くないと分かってはいるが、止められなくなっている食品の事を言う。

まあ、ジャンクフードが鬱を発症し、認知能力を下げているとは言わないが、過去50年間にわたる絶え間ないアメリカ人の肥満悪化を見ると、ハンバーガーはジャンク以下の最悪食品と最近見る。
ひょっとするとジャンクフードが近頃の銃乱射の原因になっているかも知れないし、アメリカ人の寿命短縮の原因になっている可能性がある。

彼等は明けても暮れてもハンバーガーとコーラのがぶ飲みで、何でこれほど食事をお粗末にする国民かとため息が出る。それに比べてアジアでは日本食、韓国料理、中華料理のバラエティーで人は食事の多彩さで人生を楽しんでいる。近頃は真剣にアジアの良さを満喫しています。



AT1債      2023/5/8


何と日本の富裕層向けに1000億円を販売していたらしい。人数にして1500人で一人6000万円強の額になる。これが一瞬にしてパーになり、富裕層としても真っ青のようだ。

ここで皆さんに強調したいのは、私は素人だからプロの貴方にお任せすると決して言ってはならない事だ。プロが分かっているなら最初から顧客の貴方にもうけ話を売るはずがない。売る前に自分がそれで儲けているはずだ。6000万円なんて巨額な金額は3食を2食にして30年も40年もかかる大変な金額で、自分は何も分からないから貴方に任せるなんて、最初からお金を放棄しているに等しい。

今世界は何処を見ても金利は1%以下であり、下手するとマイナス金利の時代だ。そんな時にお客さんここに金利9%の商品がありますよ、多少リスクがありますがほとんど心配がないですよなんて話に飛びつくとは、人間の弱さと言うか、馬鹿さ加減と言うか情けない話です。

この話の裏には努力の欠如と言うものがある。私は今まで仕事一筋だったから投資は全然分からないし、勉強する暇もないと言いたいらしい。こんな言い訳を言う人はせっかく貯めた財産を皆持っていかれます。



冷酷な数字      2023/4/29


インターネットとユーチューブのおかげで、人生設計に失敗した人を沢山見る事が出来る。その中で気が付く事は、多くが単純な数字の読み間違いで起きていた。パワーカップルだからと言って目いっぱいにローンを設定して起こり得る変化を無視すると、夫婦が分かれた時、1億円のローンとその処分をどうするのかが立ちはだかる。

若いころ元気で景気が良いころ毎月500万円からの収入を得ていた人が、わずか2000万円のローンが払えず強制立ち退きの憂き目にあっている。何故景気の良いころにローンを払いきらなかったのか。自分が何を求めてどうするべきかの考えがない。

単純に持ち家が良くて賃貸はダメのレッテル貼りもだめだ。

数字は冷酷であって情緒を差しはさむ余地がないのです。それじゃ夢も希望もないじゃないかと言われるが、人生は数字があって初めて立脚する。この数字を合理的に判断した上で自分の理想を追うべきでしょう。



リスキリング      2023/4/24


最近こんなカタカナ言葉が出始めたが要注意だ。このまま聞くとリスクを取るのかと感じてしまう。あるいはリス殺しとも聞こえる。書き方としてリ・スキリングと書くべきである。これならスキルを再学習することと理解できる。

でもなぜリスキリングなんておかしな英語をもってくるのだろうか。何でもカタカナで表現すれば恰好が良いとかんがえるなら、まだまだ英語不毛の日本だ。

この間は東大の解剖学で有名な養老先生に英語を上達する方法を聞く記事が出ていた。英語を話すとは丁度自転車に乗るのと同じで誰でも出来るバランスと感覚の問題で、養老先生に聞く問題ではない。

最近ユーチューブのおかげで日本人の隠れた才能を見て驚いている。あたかも中国人のように中国語をペラペラにしゃべる日本人がいたのには驚いた。今日は、フィリピンのタガログ語をペラペラにしゃべる日本人に出くわした。

このように見事に環境の壁を突破してペラペラに外国語を話し出す日本人は、押しなべて学校の成績だとか文法とか言わない。おっとり刀で飛び出て行って現地に飛び込み見よう見まねで覚えてしまった人たちでしょう。私はこうした人たちを深く尊敬する。



脳科学に思う事       2023/4/22


脳科学とは一体なんだろうか。最新の脳の科学研究から得られた情報をもとに医学的見地から解説することであろう。しかし今は何でも金で動く。記事を書いても読んでくれないと収入がとだえるから、勢い耳目を集めるタイトルにするわけで、すると脳科学をすぐつける。

しかし脳科学の総本山と思えるアメリカ国立精神衛生研究所のホームページを読んでも読みたいことなんてほとんど書いてない。脳科学の中枢が脳は未だ分かってないと正直に告白している姿である。脳科学と言う言葉はあっても裏付ける科学はほとんど出来てないということだ。鬱とか不安とかの基本が分かってない。そんなのにメディアを見ると脳科学の権威みたいなのが出て来て説明している。

これ今から30年も前に流行った右脳左脳に似てないか。あの頃何でもかんでも右脳左脳で説明していたが、今はパタッと消えている。心の問題は難しい。ほとんどの問題に答えがないと言うのが正しいだろう。



最近歴史が見えて来たこと      2023/4/14


プーチンがウクライナに侵攻していらい、日本の100年前の歴史が見えて来た。日本の教科書では奥歯にものが引っかかった表現で本質が伝わってこないが、ロシアの今回の侵攻で日本がやってきたことが簡単に見えて来た。もちろん日本はその後深く反省して他国に侵攻するなんて夢にも考えないが、ロシアは100年後の今、恥ずかしい実態を曝している。ロシアはこの先100年遅れたままで過ごすのであろう。

それと鉄砲と鎖国政策だ。
鎖国政策について日本の教科書はキリスト教徒の迫害を丁寧に説明するが、私は納得したことがなかった。裏になにがあったのだろうかと。
恐らくポルトガル、スペイン、オランダがライバル関係にあり、互いにお互いの秘密を幕府に伝えたのであろう。スペインのキリスト布教の目標は建前であって、実際は日本を乗っ取って財宝を盗み出し、日本人を奴隷として世界に売り渡す戦略があったと思う。幕府はいち早く聞き出しこれはいかんと鎖国政策を開始したと思う。今の中南米、フィリピンを見れば一目瞭然で、現在まで貧困腐敗暴力で苦しんでいる。

日本は今も昔も賢い国で統治機構がしっかりしていたからスペイン、ポルトガルも乗っ取りを断念したのだろう。歴史と言うのは、必ずしも専門書を深く読まなくても断片的に入って来る情報を総合することで素人にも分かるものだ。



投資銀行の真実     2023/4/3


私がアメリカに最初に行ったのは既に40年前になるだろうか。
日本では銀行が大手を振っているころ、向こうでは既に投資銀行と言う銀行があった。これは一体なんだろうと今まで考えて来たのですが、銀行ではもうからないから証券会社みたいなものを開始して、リスクの高い投資を開始したと言う事だろう。

この真実が今回のクレディスイスの破綻とドイッチェバンクの急な株の値下がりで見えて来た。今世界は何処を見ても金利がゼロに近く、銀行業では食っていけない。それで分かりもしない証券業務に手を出し、しかも大幅なリスクを取って投資していた。
アメリカあたりで詐欺事件が発覚して大損をしたのはどの銀行かと調べると、クレディスイス、ドイツ銀行、野村証券が出て来た。彼らは儲けに目がくらみ素人でも分かりそうな危ない投資に大金を投資して大損をする。

アメリカ流の投資銀行とは社員さえも一歩先は真っ暗であり、株を買った投資家も大損する。こんな銀行が勧める仕組債なんて詐欺そのものである場合が多い。平の社員が数千万円かせぐ銀行が勧める商品を買ったら全財産が吸い取られると考えたらよい。

世の中うまい話はないのです。
投資で儲けたかったら人に聞かないで自分で一つ一つ学習して、時間をかけて積み上げて行くしかない。その中で一番役に立つのはコンピューターであり、コンピューターが映し出す数字には間違いがない。



マウンティングの問題      2023/3/31


最近このマウンティングをよく聞く。マウンティングをいじめの意味で使っているらしいが、英語ではいじめと言う意味で使う事はめったにない。マウントとは搭載するとか馬にまたがると言う意味で使っている。

日本人が使う場合、誰かが使ったのを見て格好がいいから自分も使って見るで始まる場合が多い。これは物凄く恥ずかしいことなのだ。昨日地下鉄に乗っていて、車掌からのアナウンスが後半の部分で英語みたいなものに変化したのを目撃した。

全然英語になってなかった。発音もだめ、スピードもだめ、イントネーションもダメで英語でない。同じアナウンスを成田空港にも聞く。女性は英語を使ったことがないらしく、英語らしいものを発声しただけだ。

はっきり言って日本は英語砂漠の国なのです。
日本の文化が強すぎるのが理由の一つで、それは有難いが、われわれは誰もが英語ダメと認識しないと、とんだ恥をかきますよと言いたい。知らないほど恥かしいことはないのです。



ああ日本人がだめだなと思う瞬間   2023/3/26


英会話の能書きを言う時だ。
必ず英検何点、TOEIC何点を言い、文法がどうの、そして東大とくる。一体言葉を何と考えているのだろうか。言葉とは自転車を乗るのと同じで、誰でも出来る基本動作なのです。それを頭が良いものが出来ると説明するこの人たちは、ダメな連中ですね。

もう一つは、預金の問題だ。預金なんかしていてもいい事はない。そこで投資をしろの意見が出てきているが、言われているのが投資信託だ。何故こんなものを推薦するのだろうか。一体この人たち投資信託をやったことあるのだろうか。英検と同じで、投資信託で成功した人はいないのです。

人以上になるには、当たり前の意見を聞いているようではダメだ。社会に氾濫している尤もらしい意見を排除して、自分で開始しないとならない。英語なら無手勝流で、いますぐ開始する。
投資なら人から習うのではなく、自分で開始する。もうけ話に飛びつかないで、一つ一つ試しながら慎重に階段を上るのです。10年、20年したら普通の日本人とは大差がつくと思う。



劣後債とは何物か      2023/3/24


名前の響きが良くないのに投資の世界では良く出てくる。これがクレディスイス破綻で一気に正体を現した。
劣後債とは社債ではあるが、会社が破綻した時に保証が後回しにされる社債だ。だからクレディスイスの劣後債の利率は何と9.5%だというから驚く。

この手の社債を買うのは多くはヘッジファンドであるが、シンガポールあたりで裕福に生活しているリッチも購入したらしい。よくプライベートバンカーなんて聞くが、金持ちに寄り添うようにサービスする金融アドバイザーであり、われわれからは羨ましい存在であるが、それが今回凶と出た。

プライベートバンカーがシンガポールのリッチにクレディスイスの劣後債を買わせたらしい。それが全部紙くずになってしまった。リッチも真っ青になって、もう二度と投資はやらないと悲鳴をあげたらしい。うまい話には危険が潜んでいるのをまた学習した。

それにしても金利ゼロの時代に9.5%の金利を保証する社債があるとは。投資を誘われた時に気を付けるべきは、自分で判断しろと言うことだ。素人でもそれはないだろうと感じるものに手を出してはならない。



パンツを履かないで泳いでいたヤツがいるぞ    2023/3/20


シリコンバレーの銀行がつぶれた。もう一つの有力銀行もつぶれた。火が飛び移って、クレディスイスが危なくなった。スイス銀行全体を揺るがす事態である。

これアメリカ連銀の金利引き上げの余波だ。金利ゼロでのぼせ上り、危険が迫るのもものかわ、やりたい放題の結果だと思う。ウォーレンバフェットの名言である、見えない事をいいことにして、「パンツを履かないで泳いでいたヤツ」が、水が引き始めると丸見えになったと言うことだ。

日本も遠からずこのレッスンを受ける事になる。今まで日本は20年以上もほとんど金利ゼロであった。こうなるとつぶれそうな企業もなんとか生きおおせる。技術開発を忘れ社員の人工、サラリーを下げるだけの努力をして来た結果今の日本は給料では先進国のびりになってしまった。

今後が金利をあげてそれに耐えられない企業には退場してもらうしかない。身を切る覚悟で企業体質を変えて社員から能力を引き出し、女性も大いに参加してもらい、生きるか死ぬかの選択に突っ込むしかない。

戦後本田、ソニー、松下が生まれてきたころ、企業はお金がなく銀行に頭を下げて借りた。しかも高い金利で。これがなくなった日本は高度成長するどころか年々体力が衰えて気が付いたら一億総貧乏になってしまった。ここらで官民あげて焼野原から立ち上がるあのくそ度胸を見せてもらいたい。



以前のプリンター      2023/3/17


1995年からパソコン時代が始まった。そこで目にしたのはプリンターの宣伝と販売であった。妙な事にプリンター自身の値段が大変安い。買ってみると、インク瓶が小さくてすぐなくなる。そしてインクの値段が物凄く高い。私は費用を抑えるために白黒印刷だけに絞り、カラー印刷は事実上ゼロにした。この時のプリンターの販売戦略は、ただで機械を売ってインク代で稼げであった。

次はファックスでこれも機械の値段が安かった。その代わり紙代、カーボン紙代が猛烈に高い。私の商売のお客さんは年配者で、ファックスを使いたがったが、今ファックスが壊れていると言う人が多かった。その実は壊れたのではなくて、カーボン紙が高いから買わないであった。ファックスメーカーの戦略が壊れたわけだ。今は印刷しなくてもモニターが付いているから印刷代はゼロになっている。

これと同じことをスマホでやっている。ドコモは6万円もするスマホをタダで人に与えた。その費用のひねり出す先は毎日送り付けられる新着情報のお知らせだ。こんなもの見続けるとは今から50年前に流行った”テレビの見過ぎ”に似ている。終日テレビの前でコマーシャルを見続ける。テレビ局は番組構成料をコマーシャルを見せる事により回収していた。

世の中タダほど高いものはないと言うではないか。
地方の空き家が1円で売り出される。一日10万円稼げるバイトもある。「かぼちゃの何とか」と言うアパートビジネスがあって、向こうの言われる通り出資すれば家賃が黙って入って来るといううたい文句であったが、皆大損をしていた。

現在のスマホの見まくり時代で、ああ便利、スマホはただ、インターネット接続料はガラケーと同じと喜びまくると、実は一日10万円の闇バイトに飛び込んでいく様子に似ていて、私は人生崩壊の序曲と見る。



心なしか宙ずり広告が増えたこと     2023/3/16


最近ニュースを読んでいて、スマホの弊害を書く記事を目にすることが多くなった。その多くがスマホを見過ぎる事による疲れであり、注意散漫になることであった。当然で一日中見ていて便利なんて言う人の気が知れない。

ところで今日地下鉄に乗って感じたのは、宙ずり広告がすこし増えたことだ。人々はスマホを見続ける事に疲れを感じ始めたのであろう。私が10年前のガラケーから新しいガラケーに変えて感じたのは、うるさい新着のお知らせだ。消しても消しても強引に侵入して来て、よける方法をドコモはわれわれから奪っている。これは犯罪であるが、許す風潮が社会にあるのであろう。

この新着のお知らせを100個のアプリから毎日受け取るのがスマホの実際なのだろう。それなら6万円のスマホをただであげても元は取れる。私がガラケーに来る新着のお知らせだけでもイライラが増したのに、100個のアプリから来る新着を浴びていて良い事は全くない。それが良くないからグーグルが現れて迷惑メールを一掃して、Eメールが使えるようになったではないか。グーグルが現れる前は、ヤフーでEメールアカウントを作っても3日後には100通以上の迷惑命令で受信箱はいっぱいであった。

人間が一番幸せなのは必要な情報だけ自分が取りに行って、後は自由な時間を堪能することだ。アプリなんて一つもいらない。
例えば、以前私は結構海外旅行をしていたが、ホテル探し、フライト探しのアプリはグーグル検索でいくらでも出て来た。必要な時にだけ利用してそれ以外はいらない。このアプリが標準装備されていて、毎日新着情報を送って来たら生きた心地がしないではないか。

時々目にするスマホの害を説く記事を読むと、記事を書いている本人がスマホの効用を説いている。この人スマホを見たいのだ。これだからスマホを根絶やしをするのが難しい。タバコをようやく切り離したが、スマホが侵入して来た。人間社会と言うのは上手く行かないものですね。



翻訳完成        2023/3/12


摂食障害は治るか

認知行動療法と言う言葉は、私が神経症を始めた60年も前から存在し、聞くたびに嘘つけと心のなかで呟いたものだ。内容を読むと、あれは神経症者の誰もが毎日やっていることで、それではだめだから訴えているのにまた認知だ、行動だ、慣れだ、克服だと言う。

今までアメリカも頼りないと考えていましたが、翻訳記事を見てそうでもなかった。認知行動療法なんて全然ダメなのは分かってはいるが、それを言ったらやるものがなくなると言うことなのだろう。

記事では、認知行動療法を合意も標準もなく、証拠に基づいた医療ではないと断定している。夢の新薬であるプロザックの成れの果てに似ている。
しかしこのような記事を定期的に読み、日本人が気が付かない事を指摘されて、うーんとうなることがあります。



新着お知らせを削除したこと     2023/3/4


新しいガラケーを買って、大分デザインも良くなり軽くもなってよかったのですが、新着のお知らせがうるさくて困った。
日中は10分起きに明々とお知らせマークが輝く。これは削除しても削除しても効果なく一方的に侵入してくる。腹に据えかねて遂にドコモに電話したら、感じのよい女性が完全削除に応じてくれた。おかげで今は心安らかな一日を楽しんでいます。

電話とは公共の基盤でありライフラインです。それにこのような暴力的な宣伝を組み込むNTTあるいはドコモは犯罪をしているに等しい。何故こんな事が許されるかは、デジタル社会の暗い面であり野放し市場経済の悪しき面でもある。

これにまんまとやられっ放しになったのがいまのスマホ社会で、あれほどのめり込んで国民の大半が見る事による社会的損失は莫大なものになると思う。

21世紀は100年前に比べて平和な時代になると思ったら、ロシアがウクライナに侵攻して既に両国合わせて10万人が死んでいてさらに増え続ける。アメリカではフェンタニルの飲みすぎで年間10万人くらいが死んでいるらしい。

やっとタバコから解放されたかと思ったら、スマホの氾濫とロシアの帝国主義復活で人類の苦難はこれからも続くであろう。



年齢には勝てないこと       2023/3/1


決心してスマホを買ったは良いが、一日使ってこれはダメだで、ドコモショップに返品しました。スマホとは何であるかが分かったのは望外の報酬で、特に自分が作った無為療法のホームページをみてあの小さな画面の割にはズームで十分きれいに見えるのが印象的であった。

私はスマホが流行って以来、大画面のホームページを見る人はいなくなってしまったかと心配していたのですが、あの画面なら十分今後も見る人は見ると納得しました。

しかし私のスマホに対する厳しい意見は変わらない。あのアプリの多さ。便利ではなくて、全てはお金の呼び込みであり、便利どころか無駄な出費と無意味な時間の浪費で、あんなものを道端で見続ける人間にはなりたくないと実感しました。

人は人、自分は自分であり、私なんかアプリなんて使ったことがない。パソコンをかっても使うのはグーグルクロムだけで後は何もない。それよりも旅行をし、美味しいものを食べて人と歓談してと人生楽しい事が山ほどある。



48歳の抵抗          2023/2/28


むかしこんな言葉があったが、今はそれが30歳くらい歳が上がったかもしれない。私もこの年でスマホに挑戦したわけですが、やはりと言うか容易なものではなかった。文字が小さい事、若いころのような忍耐と許容の幅が亡くなったことが大きい。ああ、嫌だなあの言葉がかすめる。

何故やりたくないスマホを敢えて開始したかは、最近は銀行から何から生活に関わる基本動作をするのにスマホを要求することが多くなってきたからです。それでもパソコンで多くの場合できるが、時々スマホでないとどうしてもはじかれてしまう事があり、いよいよ買わなければと感じたわけです。

でも使って見て予想にたがわず困難が山積みだ。文字が小さいのに閉口するし、キー打ち込みが小さくて打ち込みミスが多すぎる。それと使いもしないアプリが山ほどあり、これらの大半を削除しないとならない。

今から思い出すに、ウィンドウズ8が開始した頃、その最初のページを見て驚いた。アプリの山でこれも見ろあれも見ろでうるさくてしょうがない。結局数百もあったあぷりも、その内使うのはわずかグーグルだけしかない。
私のパソコンの使い方は簡単で情報収集だけであり、やれ写真が撮れる歩数が数えられる、ああだこうだの便利道具の全部が必要なかった。そんなに便利になる必要がないのです。これ等全部なくて人類は十分進歩して来た。何かスマホを弄りまわす世の中に怪しいものを感じる。



プーチンが悪いかロシア人が悪いか
   2023/2/24

大方の人はプーチンが悪くてロシア人は良いと言うでしょうが、私は半々だと思う。プーチンのような人間を産んだのはロシアという土壌があってこそだ。あれだけ残虐なことをしてもまだ半分以上のロシア人がプーチンが正しいと主張しているのには呆れる。

今回のロシアのウクライナへの侵攻をみて、今まではチャイコフスキーを産んだロシアを尊敬していたが、今はそんな事は関係なく、音楽の天才を産むことと社会の市民度は関係がないのを学んだ。

それにしても損害はウクライナばかりでなく、ロシアの兵士が肉と塊になって死んでいる。ドローンから落とす爆弾で、バカみたく一直線に侵攻してくる戦車の列、作戦が連携していないから強いはずの戦車が簡単に撃破されて赤さびの塊になっている。

幾らロシアの人口がウクライナより多いといっても、正規の軍人が5万人も死ぬとそれを補充できない。銃後の人間まで送り込むと年寄り、病人までも、しかも物資を生産する人たちがいなくなってしまう。

無茶な戦争を始めたものだ。プーチンがバカであると同時にロシア人がバカと言わざるを得ない。



ウクライナも腐敗していると文句を言う人     2023/2/21


確かにウクライナの腐敗はロシアといい勝負だ。でもそれは嫌だから少しでも西に近づいて、より進んだ民主主義を達成したいと船出したウクライナをケチつける人の気持ちが分からない。

もう一つ言うと、同じ腐敗国でも侵略をした国と、侵略を受けて立ち上がって戦う国ではこれ雲泥の差がある。みそ糞一緒でウクライナもダメだで片付けてしまうとは何と残酷だ。



便利さもほどほど        2023/2/21

最近スマホ関連を見ていると、誰かさんが脅されたバラされたの記事が多い。スマホでどれほど人類が便利になったから知らないが、私が見る限り人はむしろ住みにくくなったと思う。

大体フェイスブックなんてしなければ、迷惑メールもないし、人に見られている心配もない。便利過ぎるのがあだとなって心休まない生活になってしまった。

私なんて一切スマホを使わないから、関連で苦しむ事がない。公園に行って広い空間を楽しんで、緑を楽しんでこんなに幸せないではないか。



謎が解ける時        2023/2/17


トルコの大地震で人々は殺気立ち、それはシリアからの難民にぶつけられた。シリアに対するヘイトを見て、私の頭にひらめいたのはアメリカでのアジア人に向けられたヘイトである。

中国人も日本人も見境なくいきなり路上で乱打して重傷を負った日本人がいた。こうなるとこちらも激高してしまう。

しかしちょっと頭を冷やして考えると、日本でも関東大震災の時に在日韓国人に対して同じ仕打ちをした。この原因には人間の弱さがあると思う。アメリカ人だからとか日本人だからとかではなくて、人間は極端な困難を味わうと合理性を失い、手あたり次第自分の怒りのはけ口を見つけて暴力を振るう。

私が肉体労働で苦労している時にも経験した。日本人にも、自分の下にいる人間に対して思いやりのある人と、あからさまに差別をする人がいることだ。あの当時は立腹したものだが、今考えると私に対して差別的態度を取った人たちは今は差別される側に回っていることだろう。

弱いものに対して差別すると浅い満足感を味わうだけで心がすさんでくる。心のすさみは必ず後で自分に向かってくる。自分が幸せになりたいなら、相手にも幸せになってもらうと言う単純な原則にもどるだけであった。



プーチンを見ていて         2023/2/15


プーチンが始めた戦争を見ていると、日本が軍国主義で太平洋戦争を開始したのによく似ていると思う。
独裁者が戦争を始めると、とんでもない方向に行き、敵よりも自分自身を破壊してしまう。

日本はニュウーギニアまで学徒動員の兵士を送り込んだ。軍部は何の調査もしないで送ったものだから、大半の動員兵士は弾丸で死んだのでなくて飢餓で死んだと言う。兵站の維持なんて最初から考えてない。一日も戦ったら弾薬も食料も枯渇してしまう状況だったらしい。

インパール作戦なんかも酷いものだ。今の自衛隊だったら最初から相手にもしないバカげた作戦であった。

民主主義の良い所は国民全員参加型であって、情報が国民レベルから上がって来て、戦争遂行にも無理がなく、合理的判断が出来て悲劇が避けられるのに対して、独裁では全滅が待っている。



トルコの地震から見えて来たこと    2023/2/12


私は物好きでユーチューブでよく建物の破壊場面を見る。
先日ベトナムでの家の破壊の様子を見ていて、日本と全然違うのはコンクリートの建物を重機で引っ張ったらものの見事、一引きで建物が崩壊してしまった。日本で同じ作業場面を見ると、鉄筋が多量に使われているので、柱の一部、壁の一部が引きちぎられても、建物全体はびくともしない。

これと同じことがトルコで起きたのではと推測する。巨大なビルが地震で見事に粉塵と泥の山になったからだ。
日本では阪神淡路大震災の写真を見て、建物の一部が破壊しても全体が粉塵の山と化す写真は見たことがない。一部の建物はごろっと寝転んでいる姿はあった。台湾の地震被害に似ている。

トルコでは耐震建築法は作ったが、まったくそれを履行していなかった可能性が高い。あの悪名高きエルドアン大統領は、自分のパフォーマンスを世界に示す努力はしたが、肝心の内政では腐敗が横行していたのでは。トルコの巨大なインフレを止めようともしない彼は、政治家として大変な欠陥があると言わざるを得ない。



翻訳完成       2023/2/8


反芻思考の止め方
私はこの翻訳をしながら、アメリカもバカではないと感じ始めました。
以前は分析と訓練を説く認知行動療法をうるさく勧めていたのですが、彼等も効果がないのは百も承知であった。ただ、書くことがないから書いていただけであったのです。

心の病の本質は反芻思考と言う事に今やっと世界は気付いてきた。この反芻思考を敢えて支持していたのが森田療法であり、日本の神経症者もそれにもろ手を挙げて飛びついてしまった。
病む脳は同じ事を考え続けて、止める事が出来ない。そのままだと最後は錯乱状態に至り、精神病院行きになってしまいます。何とかして止めないとならないがそれが難しい。でも止め方は意外と単純で、単に停止が正しかった。必死に雑用をしてこれが最善だは最悪だったのです。



収斂する方向が見えてきたこと     2023/2/6


私は自分の神経症治療とアメリカの動向を重ね合わせながら今までやって来た。そこでこれまでを総括すると、認知行動療法、抗鬱剤で終始するアメリカの神経症医療にはうんざりであるが、その事をアメリカ自身も十分に分かっていて、次第に無為療法に一致する姿が最近見えて来た。

25年前には定期的にフロイトの精神分析的説明があったが、最近はすっかり消滅した。認知行動療法は他にないから述べているだけで、言外にさっぱり効果がないと言っているように感じる。

最近の主張は、病気の本質は反芻思考であり神経症を治すにはこれを停止しないとならないであった。無為療法では反芻思考を意思の力で停止したのですが、アメリカでは単に停止と言う。気分転換もよし、会話もよし、運動もよしと言うが、こちらは蛇足だろう。

難しいのは十分分かるが、反芻思考を単にやめるが解答だったのです。神経症を治すために必死に雑用をする姿は狂いなのだ。



翻訳完成          2023/1/30
微生物叢と心
最近腸内細菌と脳の関連を説く記事が多い。これもその一つで、腸内細菌の種類を変えて鬱、不安を解消すると書いている。プロザックが世に出て30年、夢の薬ともてはやされた抗鬱剤が評判を落として社会からは何か良いものがないかと悲鳴のようなものが聞こえてくる。幻覚キノコといい、迷走神経刺激といい、人は100年前の深層心理分析はもういらないと言っているようだ。


ノマドとは何だ       2023/1/29


インターネット上で記事を読んでいると最近はノマドなんて言葉が出てくる。これはコンピューターを使う仕事をしていて、国境を越えて働く人たちを指しているらしい。その場合の言語はNomad(遊牧民)である。

発音はノーマッドで最後のドは日本語のドではなくてdの子音で終わらないとならない。記事を読んでいるとまるで「野窓」ではないか。ここに日本人のカタカナ英語の限界を感じてしまう。Nomadを野窓と発音していると永久に外人と話せない。

話は違うが高校で習う漢文はいくら抜群の成績を残しても中国語を話すようにも中国語を読むようにもならないだろう。漢文とは中国語を日本風に読み下す便法であって中国語ではない。日本の英語教育はほとんど漢文学習に近く、これでは永久にものにならない。

最近は英検何点、TOEIC何点を聞く割合は減ったが、皆さん本質に気が付いたからだろう。TOEICは何点取ろうとも、むしろ点数が上がれば上がるほど英語から遠ざかり、最後は英語を投げ出してしまう事になる。TOEICは日本人が英会話がやりたくない言い訳でやっているに等しい。

英会話とは自転車乗りと同じで、上手になるには人と毎日話して、しかもそれを何年もやる必要がある難問なのです。



やっとパズルが解けた        2023/1/23


プーチンの蛮行が1年前から理解できなかったがユーチューブのおかげで新しい情報が入り目からうろこを経験した。
これは旧ソ連まで話が戻り、ソ連とは見た目は共産主義国家の同盟であったが、実はKGBの恐怖と暴力でなりたった一大帝国であったのが分かった。

それがゴルバチョフとエリツィンの改革で一度は消滅したが、不徹底であったために復活してプーチンの下に再統合して夢よもう一度とばかりウクライナの侵攻を決断させたらしい。
時計の針を逆回しにする努力であって成功は望めない。

理解できないのがロシアの要求をのみ領土をロシアに割譲しろと言う論調だ。これ大日本帝国当時の韓国、満州、台湾を日本の要求を呑んで割譲すれば良いの意見に似ていて、あり得ない話だ。

私は今までアメリカにも非があると考えなくもなかったが、KGB支配のソ連に戻れなんてトンでもない話であり、西側がウクライナ援助で動いたウクライナのベルベット革命は仕方がなかったの私的結論に到達した。



シューベルトの魔王を聞いて      2023/1/21


以前からこの声楽の名曲を聴いていて何時かその意味が知りたいと思っていた。そこで今回はその歌詞をインターネットで検索して驚いたのは父親が息子を抱えて馬で走らせる場面ではないか。

子供は熱病にうなされて魔王が呼んでいるとうわごとを言う。父親はあれは単に風のざわめきだと答える。魔王は死の世界に子供を導こうとしていたのだ。

ファータ、ファータと子供はお父さんを呼び求める。このドイツ語だけは分かった。悲しいかな医師の所についた時には子供は絶命していた。

ここで私事ですが、私の父を思い浮かべて涙が出て来た。私の父親もこの魔王に出てくる父と同じで、息子である私の将来を考えて苦しみ抜いていたのだ。これは一度親になってみないと分からない心情だと思う。

私には子供がいないが、公園に行くと沢山の幼児がいて、あの可愛い幼児を見ながら、彼らの一人がもし自分の子供で命が助からないとしたらその苦しみはどれほどかとふと思う。



私がプーチン重病説を信じる理由     2023/1/21


あの巨人の長嶋さんが最近大丈夫だとニュースに登場して来て顔を見て驚いた。満月のようにむくんでいるではないか。倒れて頭を強打したと言う。
そこでプーチンを思い出し、彼の顔も10年前の写真と比べて異常にむくんでいる。何か体に異常があるようだ。



若者の投資が失敗する理由       2023/1/18


アメリカではビットコインで大損害を被った人たちが沢山いて、若い人たちが多いと聞く。一つは彼らはデジタル時代の申し子でビットコインとかその方面の扱いに手慣れている事です。
しかしもう一つ注目しないとならないのは、彼らの生活苦だと思う。教育費は猛烈に高いし、家賃も高いから親の家から出られない。もちろん蓄えは少ない。そこで一発逆転の発想で一気にビットコインにのめり込んだと私は見ている。

ここで投資とギャンブルの違いを言えば、投資とは時間をかけて次第にお金を増やして行く作業を言います。それに対してギャンブルは一攫千金で一晩で元金を3倍とか10倍とかにするゲームです。これに勝ち残る人はほとんどいない。でも人はお金に追い込まれると飛びつく。そして全部持っていかれるわけです。

同じ現象を韓国に見た。韓国ではマンションの値段がうなぎ上りでこれを見た出遅れの民衆はわれもわれもと、借金してマンションを買いあがった。そこに急に起きたのがアメリカの利上げで、韓国政府も金利を上げたものだから急激に土地バブルがはじけた。結局最後のババを掴むのは決まってお金のない民衆であった。

この悲劇を避けるにはどうしたらよいか。
焦らない事、ギャンブルをしてはならないこと、有り金全部つぎ込んではならないこと、ものには限度があること等を何時も頭の片隅に入れておくことだ。もう一つ、新聞見ながら投資は最悪だ。



食費が上がったこと       2023/1/16


先ほどスーパーに行って買い物して驚いたのですが、特に海産物が高い事。通り過ぎる感じですね。今は冬で電気代も高い。どう食費をひねり出そうかと皆家計は苦しいと思う。

善魔の問題。
世の中には善意を押し付けてくる人がいる。私もうっかりこうならないように気を付けなければいけないが、余りうるさい善意に対してはきっぱりものを言うべきなんだろう。
善意を押し付ける人は大抵自己満足が酷い。受け取る方がどう思っているかを無視する。その場合は厳しいかもしれないが、冷たい言葉ではっきりノーと言うべきですね。



スマホは人間をダメにする       2023/1/11


ブラジルで前大統領を支持する人たちが国会を襲う事件が起きた。トランプのそそのかしによるアメリカ国会議事堂襲撃事件と言い、今回のブラジルの事件と言い、スマホがなかったら起きなかっただろう。

毎日通りで、歩きながらスマホを見ている人を見て人間ってあまり高級な動物ではないなと思う。スマホを使っている人は自分たちは便利なものを使って人より進んでいると思っているかも知れないが、私から見るとさっぱりだ。

陰謀論なんてものはスマホが登場する前からあって、ユダヤ人が世界の金融を乗っ取るなんてものがあったが、スマホが登場してからそれが10倍も100倍も酷くなった。

選挙結果に不正があったから新しい大統領を認めるわけには行かないと言って議事堂を襲うなら、自分等の候補が大統領になった時は反対の現象が起きて、これは最早国家にならないし、内戦ぼっ発だ。

陰謀論のような卑しい気持ちを高揚させるのは、スマホ以外ないと私は考える。スマホと言う人間を馬鹿にする道具が生み出された結果、人間は動物のように行動するようになった。
ここらで人類がタバコ撲滅にかなり成功したように、反スマホ運動みたいなものを起こして高度文明社会を作りたいと私は思うのだが。



翻訳完成          2023/1/5


迷走神経を刺激
私は今後もこの手の翻訳を積極的にやっていきたいと思っています。理由は、現行の抗鬱剤に希望を持てないからです。抗鬱剤が社会に出て来た時から私は懐疑的でして、30年後の今も間違っていないと感じるからです。それと認知行動療法があまりにも出来が悪すぎるのももう一つの理由です。アメリカ社会もそれを十分承知しているようで、以前は決まって引用していたのですが最近はあまり言わなくなった。

脳の科学は本当に難しく、神経症の解明にはこの後何年かかるか分からない。でもわれわれの神経症の苦しみは待ったなしであるから、それなら当たるも八卦当たらぬも八卦で、色々やってみる以外方法はない。

以前、無為療法は一切の治療行為をしないと言う原則なのに、怪しいアメリカの療法を翻訳するのは矛盾しているではないかの書き込みがあった。全く同感ですが、今アメリカが試している脳深部電極刺激は、無為療法に似ているところがある。

無為療法とは一切の薬、慰め、解釈を排除して人力で脳の深部から聞こえてくる”神経症を治せ”の雑音を停止させる療法です。脳深部電極刺激は電気を使う以外基本の考えは同じです。だから、私は翻訳していても矛盾に苦しむ事がありません。



プーチンとロシアは戦前の日本に似ている   2023/1/1


ロシア国民がプーチンを支持する様子を見ていて、戦前の日本に似ていると思った人は多いに違いない。
満州事変から始まり中国侵略、韓国、台湾の併合、日米開戦、東南アジア全域に進軍と、今だったら決してこんな無茶はしないが、当時の日本人の多くが賛成していたと私は思う。いまだから批判できるが自分がその場に放り込まれると同じ間違いをするに違いない。
私は同じ現象をロシア人のプーチンに対する賛成に見る。日本は軍国主義とアメリカの日本人に対する人種差別で、ロシアでは混乱を恐怖で収める専制主義で人は事実が見えなくなった。

時々ニュースを読んでいて不愉快になるのは、相変わらずゼレンスキー批判があることだ。彼がアメリカを引き入れて余計な事をしてくれたからロシアが怒ったのだと。でも、ウクライナ人のロシアに対する積年の恨み、ロシアの遅れ、腐敗、未来のなさにうんざりしている雰囲気は十分理解できる。

結局行くところまで行かないと決着がつかないが、第二次世界大戦の二の舞は是非とも避けねば。核戦争と言う重大な危険性もある。年明け早々期待したいのはウクライナ戦争の終結とコロナウイルスの消滅であるが実現できるか。



ワグネルとモーツァルト    2022/12/21


ロシアの傭兵組織の名前はワグネルと言うそうだ。これドイツの作曲家ワーグナーから来ているのは誰にも分かる。
ワーグナーの曲はナチとヒットラーのイメージに符合している。超然としていて世界を睥睨する印象である。力で世界を併合する力で、これにあやかりロシアの傭兵組織が名前を拝借したのだろう。

一方ウクライナで活躍するボランティア組織にモーツアルトと言うのがあるので驚いた。世界各国から参じたボランティアで、市民の応援から急ごしらえの兵士の訓練に当たっているらしい。これまたワーグナーに対する平和の使者を意味する優しさを感じる。この作曲家二人の名前が今回のウクライナ戦争で出て来て、改めてクラッシック音楽の影響力の強さに強い印象を受けた。

所でもう一つはロシアですが、ここはチャイコフスキーの国でありロシア5人組の祖国でもある。クラッシック音楽ではドイツに次ぐ芸術の国で、こんな素晴らしい国がどうしてウクライナのような弱い国に対して攻め入るような愚挙に出たのか大変悲しく思う。

ロシアに対して激しく反発したイギリスはと言うと、クラッシック音楽に関してはまったく馬草場で大した作曲家はほとんど出ていない。毎年恒例の観客総立ちのエルガー作曲の威風堂々くらいしか思い当たらない。

戦争、征服、支配は人間の本質なのだろう。そこを見つつ、なお且つ平和と民主主義を学習した現代の文明を推し進めたい。



物価の安いフィリピンで余生をなんて考えるな    2022/12/16


フィリピンの方が物価が安いから安い年金でフィリピンで過ごすなんて馬鹿なーと私は言いたい。安いとは裏を返せば何事もいい加減で怪しいサービス、機器、治安を意味しているのだ。

日本ではめったな事では食あたりはないが、フィリピンではかなりの頻度で起こる。しかも考えられない不潔な環境あるいは処置で起きるから体が弱い人には命に関わるのです。しかも医療がこれまた心もとない。
緊急の事態が起きても時間内に適切な処置が出来ないことがあり得る。すなわち日本なら20年はリタイアして生きられるがフィリピンならそれが半分に縮まってしまう可能性がある。

それと日本で生活で失敗したからフィリピンで成功しようも間違っている。日本で失敗する人はフィリピンに行っても失敗する。逆も真なりで日本で成功する人はフィリピンに行っても成功する。

まあ、悪い事ばかり書いてしまったが、これが私のフィリピン10回訪問の結論だ。同じことが中国でもいえるし、タイでもカンボジアでも皆同じで日本ほどあらゆる面で安全で質の高い国はアジアでは見当たらない。

だから皆さん色々と不満がおありでしょうが、何とか我慢して日本で成功してもらいたい。



ベルリンフィルの会員になったこと   2022/12/16


クラシカジャパンが2年前に放送を終了していらい、クラッシック音楽を高音質で聞ける場所を探してきた。ユーチューブとユーチューブミュージックも試して見たが、いずれも高音での私の評価が低く、今はないクラシカジャパンを恋しく思う日々だった。

ひょっとした事からベルリンフィルがオンラインで有料放送をしているのではと思い、昨日にホームページに行きさっそく会員になった。
一か月6000円ほどだから耐えられる費用で試しに開始した。さすがベルリンフィルと技術陣で音質はかなり向上しているが、やはりインターネットストリームの限界か、クラシカジャパンの音質にはるかに及ばない。でも大画面だし、細切れでなく曲を通して全部聞かしてくれるからしばらくこれで楽しもうと思う。

だが、疑問が止まないのは、クラシカジャパンの音質がどうしてあれほど優れていたのであろうか。デジタル放送とインターネットストリームサービスに違いがあるに違いない。ここのところは技術者は十分気が付いているはずで、それを承知でストリーム配信をしているわけでしょう。

ならクラシカジャパンが廃止に追い込まれたのはなぜか。皮肉にもあまりにも音質が良すぎたから。そして録画ができる事。録画が出来て高音質なら音楽家が権利を喪失することになり、今の時代許されないのだろう。

話は違うが久しぶりにラジオのFM放送を聞いたが、これトークばかりで音楽が一向に聞こえてこない。これもクラシカジャパンの存続と同じ問題で今や放送で費用を払わないでレコードを演奏することは違法な時代になった。われわれが若い頃のDJなんて言葉は既に死語だ。どうりで通りでスピーカーからお構いなしで流す音楽は消えてしまった。一か所だけ例外があり、沖縄那覇の道では沖縄音楽があふれていた。



西側の押し付けでは解決できないこと   2022/12/14


フィリピンではデュテルテが5年前に大統領に選ばれて以来、問答無用で薬物関係の容疑者を殺しまくった。フィリピンでは死刑は廃止されているが、実際は裁判を経ないで1万人とか2万人の市民が麻薬取引の疑いで殺されている。これに対して西側のマスコミが人道をかざして批判した分けであるが、私は最初からデュテルテの側に立っていた。

フィリピンではあまりにも無法と麻薬が横行していて、年間の殺人件数は1万5千とも言われている。日本は精々500人くらいだから、その差は30倍だ。それと麻薬患者による犯罪がやたら多い。5歳の女の子がレープされたなんて気持ちの悪い話が結構ある。

驚いたのは麻薬販売は深く社会の基幹産業にまで巣くっていることだ。タクシーに乗ったらタクシー会社の社長がタクシー業と麻薬の販売の両方をやっていると運転手が言っていた。あるいはセブ市の市長が麻薬カルテルの大元であったとか、地方自治体のトップが麻薬に手を染めていることが非常に多い。

こんな国に日本とかヨーロッパの高度の国の常識を押し付けてもほとんど意味がない。デュテルテはそんな社会で西部劇のガンマンスタイルで容赦なく、市道で麻薬に関連している人間を撃ち殺した。こんな大統領に市民は80%の支持を示したのである。

この話と今のプーチンは別の話かも知れないが、まだまだ世の中は先進国では理解できない社会が存在しているのだけは認めるべきなのだろう。イランの問題、シリアの問題、南米各国の問題を考える時に民主主義の押し付けでは多分解決しないだろう。



防衛費を税金で負担      2022/12/11


これまたメディアが大反対の合唱をしている。丁度コロナが流行る前にワクチン副作用の記事を書きまくったように。
誰でも税金払いたくないし、税金反対を書けば記事を読んでくれるが、ここでメディアは責任ある記事を書かないとワクチン出遅れと同じ過ちをすることになる。

先ず最初にお金は天から降ってこないのを確認しよう。過去20年のメディアの主張は常に積極財政であって、増税は大反対であった。当然毎年国債を連発し、行く先は国債のゴミくず化、国民全員の財産を強制的に取り上げる銀行封鎖、新銀行券の発行になる。

日本は終戦後間もなく経験し国民が塗炭の苦しみをした。増税を我慢しなければならないもう一つの理由は、日本は苦しみを耐える胆力が試されているのだ。

苦しみを耐える力があれば、雇用の流動化にも耐えられるし、国民生産性の向上への大号令がかけられる。苦しみは嫌だで赤字国債の乱発をするといよいよ日本は韓国の半分になってしまう。



脳深部刺激療法を翻訳して      2022/12/1


アメリカからの肥満問題を見ていて、400kgの体重までなった人たちとは一体何なのかと今まで思っていたのですが、これが脳の異常信号によるのだと気が付いたわけです。
彼等はやめようと思っても過食が止まらない。患者の一人がこれは努力ではどうにもならないと言うのに印象を受けた。この研究では脳深部の側坐核から異常信号が出ているとしている。

私は神経症の問題も超肥満の解決の難しさに似ていると思った。
神経症の異常な治療意欲は肥満症の人のメチャ食いが止まらない現象に非常によく似ている。
神経症の場合、多くが治療行為に問題があると認識していると思う。しかし治療行為を止めることが出来ない。どう努力をしても気が付いたら治療行為をしている。

肥満症では脳深部刺激療法で問題の脳に電気信号を送って異常信号を停止させることに成功した。
神経症も将来はこのようにしないと根本解決は難しいと私は見る。私の場合、意思の力で強迫的治療行為を停止させることに成功しているが未だ100%と言う自身はない。
心の治療とは脳と言うコンピューターの治療であるから簡単ではないわけです。



人生の過ち       2022/11/26
 

われわれは小学校の頃から試験試験で煽られたため、失ったことが沢山ある。その一つは頭の良い人絶対主義だ。われわれが学ぶべきは頭の良い人から学ぶのではなく、うまく行った人から学ぶ事だ。

神経症の世界では一時期加藤諦三が流行ったことがあった。あんなくだらないものと私が言うと、加藤諦三は早稲田大学の教授だと反論する。
これうまく行った人から習うのではなくて、頭の良い人から習うでしょう。加藤諦三は文章が上手い。精神分析の知識を駆使して説明しまくるが、それと神経症を治したは別の話だ。

もう一つ日本の一億人がつまづいたのに英語がある。確かに頭の良い人は単語も覚えるし、英語の文章を読めるようになる。それを目指した日本人が英語では全滅の様相だ。これなら頭の良い人に英語を習うのではなく、教え方は下手でも日常の些細な事を全て英語で話す人に習っていればこんな事にはならなかったはずだ。

英語を話すようになると、今までざるの目からこぼれていた単語が見事引っかかり、労せずして英語がよめるようになる。



民放バカならず       2022/11/24


私はほとんどテレビを見ない人間で特に民放は子供の時分から見たことがなかった。しかし最近はパソコンでユーチューブを見る事が多く、時々秀逸だなと感じるのはBSーTBSである。

ユーチューバーの流す情報はそれは個人の努力であって、どんなに努力をしても組織の力には勝てないものがある。この点TBSのニュースにはうならされた。情報網は何処を見ても完璧はなく、われわれが広く浅く集めながら自分で判断しないとならない。

クリミア橋が爆破された時、あの雨あられと降ってくる火の粉は一体何かが不明であったが、白リン弾とTBSが知らせてくれて謎が解けた。するとトラックの積載物ではなくて水上ドローンによるかなり手の込んだ攻撃だった。ウクライナだけでは作戦出来ないだろう。

ウクライナ戦争にはNATOが既に深く絡んでいて、それをプーチンは十分知っている。しかしプーチンの妄想と言い、ロシア軍隊の腐敗と言い、ヒットラーの軍隊を破った赤軍のイメージがすっかり吹っ飛んで大変高い買い物ではあったが学ぶものが沢山あった。



老人と車       2022/11/21


私は今から3年前に免許証を練馬の警察署に行ってもう使いませんと言って、免許証の代わりになる身分証明書を発行してもらった。東京に住んでいて車の必要性が全くないから当然だった。

しかし地方は話が違う。何をするにも車がないと始まらない。でも80歳を過ぎた老人でボケの症状がちらちらし始めた人では殺人兵器を手にしたようなものだ。

私が老人には遠慮してもらいたいと思うのは、最近自分は電動自転車を購入した。物凄くパワーがあって坂道も向かい風も何処吹く風で遠乗りを楽しんでいます。それで池袋まで走ったはいいが、現実はあまくない。

若い頃だと道路の凸凹を簡単に察知したが、目は見えても立体感、距離感が弱くなっているので、がクンと言う強い衝撃で初めて大きな凹みが分かる。若い頃に比べて視界も狭くなっている。見たものの認識する脳のスピードが遅くなっているわで、たかが電動自転車でも老人があまり調子に乗ると危険であるのを学んだ。

地方においてもやはり老人には車を遠慮してもらい、その隙間を何とか知恵を働かせて解決してもらいたい。



日本人と英語談義したくない    2022/11/20


WEDGEと言う雑誌を読んでいて、フィリピンと英会話のタイトルで年配のおじさんがフィリピンの現状を報告していた。彼のフィリピンの観察は大変面白く、歴史を紐解きつつ内容のある報告になっている。

しかし英語談義を始めたら急に興ざめしてきて、これだから日本人と英語を話すだけはお断りになってしまった。
相変わらず彼が主張するのは、文法であり大学教育であり、TOEIC何点であり、パワーポイントを使ったビジネストーク、あるいは敷居の高いビジネス文章の作成と来た。

何故こんな大げさな事を言わなければならないのか。英語をしゃべるとは子供が自転車をこぐのと同じなのです。あの子は東大に入ったから自転車乗りも優秀と言うだろうか。言葉とは人間誰でも身につけたい本能であって教育が割り込んできてはいけないのです。

私の忘れられない経験はシンガポールに行った今から50年近く前になる。ジョホールバルに橋を越えて行くとそこにはモスリムの寺院があった。
そこで休んでいると地元の可愛い子供たちがやって来て話しかけると皆ちゃんとした日本語をはなす。僕たち何処で日本語習ったのと聞いたら、こうして寺院に来て日本観光客と話していて自然に覚えたと言う。

言葉の学習はここに全てがあると私は達観した。TOEICでもないし、東大でもないし、難しい形式ばったビジネス文章の作成でもない。そこに外国人がいて直ぐニコニコしながら話し始める。これが全てで、後は人それぞれ専門を磨けば良い。最初から自分はTOEICが何点なんて言うヤツは一生英語はものにならないと覚悟したらいい。



一晩でビットコインが消失したこと      2022/11/17


FTXと言うコイン交換所が破綻して、そこにあるはずの1兆円もの資金が一晩で消失したと言う。
これリーマンブラザーズが破綻して始まったリーマンショックに似ていますね。あの時の記事が面白い。誰かがパンツはかないでプールで泳いでいたと言っていた。ナスダックを開始したマドフがねずみ講をやっていて、ここでも一晩で巨額の資金が蒸発してしまった。

こんな事が10年単位で繰り返し起きている。人間はバブルを起こすしバブルの中では詐欺が暗躍して、俺も俺もと焦った人間が簡単に一生の財産を消してしまう。詐欺をやったやつを罰するのは当たり前ですが、無くなった自分の財産は戻ってこない。だから自分がそれに巻き込まれないが鉄則なのです。

当神経症掲示板でも同じ現象が見られた。今から2年ほど前に誰かがビットコインが儲かると書いた。当時は毎日、新聞がビットコインをはやし立てわれもわれもの雰囲気があった。当時加わった人の大半はお金を失っているでしょう。何故か。これは投資でなくギャンブルだからです。自分の虎の子は一か八かの賭けに投資してはならないのです。

それと新聞見ながらのもうけ話はほとんどダメだ。そんな事は誰でもできる。投資で儲ける人は必ず少数派なのです。だって多数が損をするから少数の人がそれを集めて金持ちになるわけです。

ではどうするか。新聞は一情報で、絶えず広くアンテナを張って集めた情報を自分なりに長期で分析するのです。そこから自ずと結論が出てくるでしょう。



翻訳完成         2022/11/14


臨死体験とガンマー波
臨死体験は数々報告されているが、これを脳科学から分析した報告はあまりない。今回は臨死状態にある患者の脳から発生する脳波を調べて、それはガンマー波に特徴があるのが分かった。

ガンマー波とはわれわれが記憶を呼び起こしたり情報を処理する時に発生する。研究によると、臨死状態では脳はその抑制を解放するために、過去の記憶がどっと溢れて丁度コンピューターのデーターダウンロードに似る現象がおきているとしている。



コロナ籠りが開けて      2022/11/11


私過去2年半コロナが怖いから事実上籠っていた。そのため自炊に次ぐ自炊でもうそろそろ嫌になって最近池袋での外食道楽を始めた。ラーメンから中華、寿司、鮮魚料理と毎日食べ歩き気が付いたことが沢山あった。

自分は中国に10回も行ったから中国料理については普通の日本人より余程よく知っているとのぼせていたのであるが、池袋の中華料理屋で食べてこれが間違っているのがよく分かった。

四川料理が美味い事。重慶に行ったときあんなうまい四川料理は食えなかった。理由は簡単。中国では言葉が話せないからうまく注文できないこと。もう一つは池袋は日本であるが、レストランの中は事実上治外法権になっていて、従業員は100%中国人であることだ。これならわざわざ中華を食べに中国に行く必要はない。

もう一つ思ったのは池袋のバンクーバー化だ。今から40年も前にバンクーバーに行ったがあそこの巨大なチャイナタウンは香港からの避難民キャンプあるいは最初の職場であった。今、池袋を歩いて道では中国人と認識できないが、一歩レストランの中にはいるとこれはもう香港の出島、あるいは大陸中国の一部になっている印象である。

やはり中国人に取って日本及び東京は夢の地なのであろう。中国に一番近くて文化国家、自由のあこがれの地は日本なのだ。



ツイッターの社員半分がくび        2022/11/6


イーロンマスクがツイッターを買収して電光石火社員を半分にする決定をしてそれを実行したのを見ていて、日本人の大半が言葉を失ったのでは。

アメリカの資本主義が全てこれだとは言わないですが、アメリカ型資本主義の一面を日本人として学習したのは間違いない。イーロンマスクのショック療法で、日本が何故30年間の無駄をしたかの理由が少し分かって来た。

日本は常に痛みを先送りして、和の精神を尊び社員と会社が一丸となって頑張ろうの社会であった。これはバブルがはじける前には有効に働いたが、バブルがはじけると中国が強烈なライバルとして出現して事態は急転した。

日本は重大な局面を迎えて新しい時代に新しい生き方を構築する時に、痛み止めの急ごしらえで30年過ごし、気が付いたら事態は深刻になっていた。

私素人ながらバブル崩壊後の銀行預金の金利があまりに低いので問題視していた。個人としては預金を日本からニュージーランドに変えて高い金利を維持した。日本人はその間、この金利分を生き絶え絶えの銀行、破産寸前のゾンビ企業を救うために使われている。

企業は潰さない、社員を首にしないで国民の預金を使いまくったのが日本の財政政策であった。あまりに痛み止めが効いたものだから気が付いたら国債1200兆円でもう破産である。

さあ、深刻な病気と宣告されたのに今後も痛み止めを打ち続けるか。われわれ国民一人一人の覚悟が必要になって来た。



やっとアメリカの真実が見えて来た    2022/11/3


私長い事、何故トランプ旋風のようなものが荒れ狂うのか理解できなかった。過去の共和党の政治にはおおむね理解してきたし賛成してきたが、トランプの登場で共和党そのものが理解出来なくなった。

これにはアメリカの深刻な分断があると言う。つい30年前まではデトロイトと言う自動車の町があり、ここで普通の職工さんが結構な高級を得て安定していたが、今のデトロイトはさび付いてゴーストタウンになってしまった。

この現象は自動車ばかりでなく全てのブルーワーカーに起きていて、彼らの生活が困難になっている。そこへ家賃の高い事、ニューヨークでは狭いアパートが何と家賃30万円である。これではホームレスが道端にあふれて当然だ。

私は過去30年、医療記事を通じてアメリカを見て来た。そこで分かったのはアメリカと言う国は資本原理主義、市場原理主義の国であることだ。資本主義が、日本ならそこまではしないだろう、ここまでするのかになっている。

例として痛み止めにオピオイドを含ませた薬物を政府が許可した事だ。これで製薬会社が莫大な利益を得たのと大量の麻薬中毒患者をつくり出し、毎年7万人がフェンタニルを飲みすぎで死んでいると言う。健康保険を国ではなくて会社に任せているのも酷い。そのため保険会社の役員が高級を取り、患者の医療費がとてつもなく高い。盲腸の手術に50万円とか100万円とかで寿命が縮まっている。

この容赦のない資本主義で一般の人たちの生活は困難を極める。これがトランプ現象に現れたとすれば、問題の解決は容易ではない。

一方、日本の問題は単に経済の落ち込みだけで比較的解決が容易に見える。先日バンクーバーのユーチューブを見たのですが酷いの一言です。私はバンクーバーに今から40年前に一か月生活した。あの頃から道端のマリワナは酷かったが今ほどではない。ホームレスの数も今より10分の1以下できれいなバンクーバーを堪能した。しかし今のバンクーバーは見ただけに逃げ出す。



翻訳完成          2022/10/31


幻覚療法をめぐる特許戦争
斎藤は幻覚療法については最初からかなり疑っているのですが、最近のアメリカの新聞を読むと記事が実に多い。本当にアメリカではブームになっているのかも知れない。

大体今から30年前にプロザックがあまりにも大宣伝で始まり過ぎた。夢の薬としてもてはやされて、私も少し試して見たが、案にたがわず、結果は幻滅であった。そして社会も幻滅の判定を最近下しているようである。
その反動として幻覚療法が登場したいきさつがあると私は見ている。決して幻覚物質が心の病気を治すと言うのではなくて、どうしようもない袋小路だから救いを求めるように開始したのだろう。

所で話は違うが、現在のカナダ・バンクーバーは40年前とは打って変わってとても住める場所ではなくなった。ホームレスがあふれていて、犯罪多発で日本人はとても住めない。
その理由の一つに麻薬が広まり過ぎたのが原因だと思う。カナダはアメリカに比べて国民皆保険が充実しているし、社会保障もいいのに、道を見るとサンフランシスコと変わらない。何が日本と違うかと考えるとドラッグだ。これで国民の崩壊が起きたのだろう。



イーロン・マスクのツイッター買収    2022/10/30


ツイッターはトランプの投稿を禁止したが、イーロンマスクはそれを元に戻そうとしている。これ危険ではないか。
トランプは今までの共和党にない、暴力革命を目指した政治家で、民主党の勝利を絶対認めない。暴力を使っても選挙結果を変えると宣言している人間で、その人間を復帰させるとは穏やかではない話だ。

でも問題はアメリカ国民にあり、彼らの半分が暴力を使っても政権奪取すべきだと考えているのだから手に負えない。去年1月6日の国会議事堂選挙事件に関してまだうだうだやっているのが証拠です。

日本ではインチキ経済学者に問題ありだ。彼等はMMT理論に間違いないし、政府はいくら国債を発行して通貨を印刷しても問題ないと説く。

もしそれで問題ないならもう税務署はいらないじゃないか。税金なんて面倒なことしなくても、政府は必要になったら国債を発行してそれを日銀に肩代わりすれば現金は直ぐ入る。

MMTなんて今に始まった手法ではなく、歴史で繰り返してきた過ちで、多くの国が破産した。今国民は国家の破産を肌で感じているのであって、この不安を真摯に受けてこそ国難を回避できると考えます。



BOSEのスピーカーを買ったこと       2022/10/27


時々ユーチューブを見ていてヘッドフォーンではどうも使い勝手が悪く、どうしても普通のスピーカーが欲しくなってアマゾンで今日、手に入れました。

私は今までヘッドフォーンの音質が余りに良くて、箱型のスピーカーを信頼していなかったのですが、このBOSEを組み立てて聞いたら音質の良い事、これならヘッドフォーンを敢えて使わなくてもよくなった。

考えてみれば最初にスピーカーを買ったのは今から20年以上も前だった。あの頃のスピーカーは明らかに音質が良くなかったが、今回それが劇的に変化したのを学んだ。あらゆるものが進歩をしていて昔の知識が役に立たなくなったのを実感した。

話は違うがコロナの影響でほとんど外に出ず自食を2年半してきて、もうそろそろ飽きたと言う事で、今日は池袋で中華を楽しんだ。私はやはり年齢か社会に後れを取っているのを実感した。

中華の昼食メニューが10種類ほどあってその中のエビを頼んだが何時になっても出てこないので、どうやって食べるのだと聞いたらあそこへ行ってビュッフェスタイルで食べるのだと言う。自分ですくって持ってきたがロクなものがない。定食850円だからこんなものかと思っていたらやや遅れてエビを持ってきた。

その皿のデカい事、エビだけで食いきれないほどある。もう既にビュッフェで大分食べていて食べられない。東京に住む日本人なのに、今の中華料理のメニューが分からない。ああ、時代に取り残されるとはこのことか、年は隠せないものだと実感した。

最後に悲しい現実。
日本の食事の値段が安すぎることだ。現在日本人の給与水準をしめしていて悲しい。フィリピンだって850円であの料理は食べられない。アメリカなら最低2,500円か3,000円だ。いよいよ日本は来るところまできた。



やる事は同じ         2022/10/25


英国のトラス政権が始まってからわずか1か月で崩壊してしまった。
理由は日本と同じで、国民に嫌われたくないから大型予算を組んでインフレ退治の逆をやってしまったからだ。

インフレとはお金が物の量を上回って社会にあふれている状態だ。だから、社会からものの量に見合う程度までお金を引き上げなくてはならないのに、予算の裏付けなく巨額の生活援助予算を市民に約束した。

これを見ていて、どこの国の政府もやることは同じだなと思った。先刻、天文学的インフレに悩んだドイツがその失敗を二度と繰り返さないように憲法か法律で中央銀行と政府を厳密に切り離していると聞いている。

日本も最早引き返せない場所に来てしまった。政府の巨大債務である国債残高をどうするか。先日聞いたユーチューブでは、国民に強制的に買わせるかも知れないと言う。これは日本が大戦中にやったことで、政府に強制的に買わされた債券はゴミくずになったと親父が言っていた。

そして終戦直後の新銀行券の発行だ。銀行封鎖も同時に実行したから、国民全体が一夜にして預金を全部政府に吸い上げられて問題が解決した。
私は同じことが日本でもう一度起きるように思えてならない。
バカ経済学者が積極財政を今だ大声で説教しているが、こんな連中はA級戦犯に処しないとならない。

今から日本がやることは、もうこれ以上の飛ばし行為をやめて、少しでも傷口を塞ぎ最悪を避ける事だ。将来は悪いことばかりでもない。



ワンルームマンション投資の落とし穴    2022/10/22


インターネットを検索しているとワンルームマンションの投資話によく遭遇します。都内の中古なら儲かるとかよく出ているわけですが、ここで専門家の話を聞いて驚いた。

彼によると、ワンルームマンション投資の大半が赤字で、しかも大赤字だと言います。投資の大半が素人で多少資金に余裕がある人で、アパート経営には疎いらしい。聞くと大半が儲かってないと言い、更に踏み込んで大赤字ではないですかと聞くとその通りと言う。

これ、私が今から25年以上も前に英語が好きだから翻訳アルバイトの広告を見て応募した時に似ている。そしたら仕事を回すではなくて、翻訳の方法を学習してもらって向こうがその手数料を集める仕事であった。だから、翻訳技術の学習雑誌をうんざりするほど送って来た。こちらはお金が欲しいのに、これは話が違う。

ワンルームマンション投資とは貴方に投資で儲けてもらうではなくて、如何にも儲かるような事を言いながら向こうの不良物件を買わせるビジネスであった。良も不良もなく、ワンルームマンション投資は全滅だと言う事です。

世の中を広く見るとこの手のインチキ広告がいっぱいだ。株式投資をみても、ほとんどがファンドの勧めである。ファンドはワンルームマンション投資と似ていて、100%損する。これだから資産を増やすのは難しい。

ではどうしたら良いか。それは向こうが作った小ぎれいな商品を買うのでなくて、自分でファンドを作って一つ一つ学習しながら時間をかけて利益を増やして行くのです。

今回のコロナと株価暴騰そして暴落を上手く乗り切った人たちの大半は、人の作った商品を購入したのでなく、自分の学習、経験そして判断で購入し売却した人たちでしょう。



住まいは買い取りか賃貸か      2022/10/21


これ永遠の質問で、上手く答えられる人はあまりいないですね。
しかし私、今日ユーチューブを見ていましてすっきりした解答を得ました。マイホームに夢を追いたい人は買い取りが良い、資産を増やしたい人は賃貸が良いとユーチューバーは言ってまして、私もそれに賛成します。

新築の家を自分のものにしたいは誰でもの夢ですが、悲しい現実としてそれでは資産は増えないのです。人生の初めに巨大な借金を背負って出発するわけで、この負担は相当なものです。しかも今は人口が減っていて30年後には自分の家の値段は3分の1、4分の1に下落している。

それに対して賃貸の場合は、最初の出だしが借金ではなくて、少ないが自分の投資資産です。確実な投資としては株式がありますが、最初は100万円から開始しても次第にそれは増えて行く。10年後には1000万円も夢ではない。しかも1000万円の株式は配当を産み、時価も次第に上昇する。

賃貸では住んでいる家はぱっとしないが、これは我慢する。しかしマンションの値段は高騰するが家賃はあまりあがってない。それと不動産税はなし、管理費はない、ローンの金利支払いはないで次第にボディーブローとして効いてきて、20年後には新築購入した人を追い抜くのです。

過去30年のデーターを見てもお分かりのように、資産を持っている人は常に景気の良しあしに関係なく、確実に資産を増やしている。アメリカで顕著であり、日本も同じでこの傾向は当分止まないと思う。

結論として誰でも描くマイホームには落とし穴があると言うことです。



強圧的物言い       2022/10/14


ユーチューブ上で説明している経済専門家、あるいは学者の責任を追及したい。彼らは偉そうな顔をして国家がお札を刷っているのだから心配する必要はない。われわれは生活水準を維持しないとならないので積極財政を推し進める必要があると毎度言っている。

そこに僅か藤巻さんだけが国家終末論を引っ提げて過去20年間このままではいかん、財政破綻は目の前だと言い続けていてインターネット上では彼は明らかに少数派である。しかし私は何時も藤巻さんの味方で、いよいよ日本も来るところまで来たと思っている。

昨日の円の動きを見ると1ドル147円だ。140円が限界線だとわずか数か月前に言っていたが軽く超えて150円に届きそうだ。私は放漫財政を過去30年間続けて来た日本政府のつけが間もなく爆発すると思っている。
さあ、皆さん覚悟はいいかな。キツいしっぺい返しではあるが、このような痛い思いを経験しないと日本は蘇らない。



念願の電動自転車を買ったこと     2022/10/10


私は自転車が好きで毎日2回は近所の公園まで自転車で飛ばします。
まだ筋肉は衰えていないから、電動自転車が必要なんて全然考えなかったのですが、今乗っている自転車は既に20年乗っていて大分さびが回っています。そろそろ新車に変えないといけないが、この先考えると電動のほうがよいのではと考え購入しました。

乗って驚いたのは、10年前に三宅島に行ったときに借りた電動自転車とは全く違う事でした。三宅島で借り電動自転車はそのバッテリーが酷い事、坂を一度上るともうあがってしまった。あまりの嘘電動だったので、電動だけは購入しまいと考えていたのですが、一週間前に買ったヤマハの電動は違っていた。車で言えばキャデラックを運転しているみたいで、音もなくスッと前進します。

バッテリーはもつこと、既に一週間毎日2度以上のっているのにまだバッテリーの残量は70%と出ています。公園では一か所だけキツイ坂がありますが、ここをローギヤーで上ると何の努力も必要なく頂上に到達します。あまりうれしくて少し遠乗りをしてやろうと意気込んでいます。これであれほど電動自転車が売れている理由が分かりました。

ただサドルのばねが硬いこと。だから古い自転車から愛用のスプリングを柔らかにしたサドルを付け替えました。電動は前にかごがついていますが、これを取りはずして古い自転車の後輪かごを移し替えて、これで完了です。東京の生活は地方の車と同じで、自転車、特に電動があると、活動範囲はグンと広がり人生が楽しくなります。



イギリスのポンド安をあげつらう日本人  2022/10/9


イギリスがいきなりポンド安に見舞われたらしい。それも急激で値幅が大きかった。投機家にイギリスのインフレ退治に疑問が投げかけられた形で、たまらずトラス政権は政策を元に戻した。これを日本人は笑っている分けであるが、そんな暇があるのか。

むしろイギリスの方が日本より健全だ。投資家にノーを突き付けられているのに対して日本ではマーケットの反応が鈍い。理由は政府日銀が大規模介入してイールドカーブコントロールと言うのをしているから、国債の利率がびくとも動かない。これが果たして良いのか。痛み止めが余り効いているので事態は悪化しているのに症状として出てこないと言う危険な状態です。

日本人はまた韓国をウォン暴落ばかり言う。他国はどうでもいいのだ。心配なのは日本であり、もう政府の2重帳簿政策を停止させないとならない。トバシ行為であって、あの山一証券がそれで倒産して、日本のバブル崩壊が始まった。

政府がトバシを停止すると恐らく激しい円の暴落に見舞われるであろうが、耐えないとならない。日本再生のチャンスであり、これを逃すとセイロンやギリシャのような事になる。



胸突き八丁に入って来た日本      2022/10/6


いよいよどうにもならなくなった日本の印象が強いですね。
幾ら金利を下げても日本は上向きにならない。さあ、どうしたら良いだろうか。手術をした後、昔は絶対安静で寝ながら次第に回復を目指した。今は積極的に立ち上がり、出来る運動から直ぐ開始するです。でないと特に年寄りは筋肉や関節が衰えて行く。

日本経済も個人も同じなのです。苦難を先送りにしていくと、遂に立ち上がるチャンスを逃し、そのまま体力を失っていく。

私は神経症をやりロクな仕事につけなかった。あの景気の良いころの日本で、ボーナスをもらったことがなかったほどです。その人間が覚悟したのは、このままでは貧困がまっていると。特に老後はどうするかと考えた。そこで出て来たのが、自己資金の運用です。

日本人にお金の運用の話をするとほとんどが、お金をもっていないと逃げた。持っている人もリスクがあるから郵便局と答えていた。リスクの名のもとに困難に挑戦する態度がなかったわけです。私は30年も前からニュージーランドに預金して高利回りをもらっていた。

これは一例で、自分は自分で守るの覚悟がないと次第に収入を失い、気が付いてみたら貧困化していたになるのです。今の日本に必要なのは、積極的な挑戦なのです。企業も社員もただ安定した雇用だけを求めてはならない。生きるか死ぬか、両者前進しないとならない。人間は強いものですよ。

一度防戦一方になると後は断崖に追い詰められてしまう。



ひろゆきさん、橋下の意見を読むのは危険   2022/10/6


最近ひろゆき、とか橋下とかの名前が出てきたら問答無用で通過か削除することにしている。読んでいて不愉快になることが多いからだ。
メディアも彼等の話を拾いすぎる。恐らくそれが一番てお金儲けになるからだろう。だからわれわれ受けての方で工夫しなければならない。
BBCだったらエリザベスの名前か写真が出てきたら削除する。

ウィルとかの雑誌、ユーチューブ動画も不愉快だ。右系の不愉快な動画はいくらでもある。同じ位に左系の動画も不愉快である。私は大体真中であり、問題の性質により右によったり左によったりしている。



翻訳完成
         2022/10/5

抗鬱剤は偽薬ほどの効果
抗鬱剤を見直す衝撃的報告が発表されて、世界で莫大は数の人が飲んでいるSSRIと言う抗鬱剤の効果は、わずかに偽薬を上回ること15%程度だとしている。問題は離脱症状が強い事だ。そのため多くの人が離脱症状から逃れるためにSSRIを飲み続けている。それでもSSRIを止めることができない理由は、鬱治療はまだ19世紀の水準で、代わるものがないからと言う。



グーグル翻訳の問題点     2022/10/3


最近SSRIの離脱症状を深刻に捉えた記事が出ましたので翻訳しました。最初面白そうなのでまず英語で読んでいましたが、余りに記事が長いのでさっと読むためにグーグル翻訳で読みました。

しかしこれがいくら読んでも納得がいかない。雰囲気が分からない。方向が伝わってこない。これじゃなんだか分からないと言う事で、じっくり自分で翻訳したらバッチリなのです。

原文は強烈なSSRI拒絶記事であった。原文からも伝わってくるしそれを私も日本語にも表現した。AIの凄さは私、囲碁を見ていて分かる。もう人間はAIに勝てない。それと同じ期待を翻訳に期待したが、期待は見事に裏切られた。

AIの凄さはわずかに速度だけだ。人間の1000倍の速さで翻訳する。しかし内容たるやお粗末で、英語を読める人には耐えられない。AIの最大の問題点は英語と日本語を等式で結ぼうとすることだ。英語と日本語は言葉の違いばかりでなく、文化の違い、表現方法の違い、その他もろもろの違いで等式では結ぶことが出来ない。

全く違うから、発想を変えて違うものを持ってきてつなげるサーカスみたいな芸当が必要なのです。これをすると英語の授業では落第になるが、読む人には完全正解なのです。直訳なんて煮ても焼いても食えない文章で、そんなの読んでいる暇はない。


安倍死して日本再生       2022/10/1


国葬にこれだけ多数の国民が執拗に反対している事実は深刻なのです。
今日は小沢が強烈な安倍批判を再度展開した。村上自民党議員は安倍を国賊と表現して、これを問題視した自民党が村上氏を懲罰にかけると意気込んでいるのを、小沢が真っ向から自民党を批判した。安倍こそが韓国発のカルトと組んで政治の中心を腐敗させ、日本の政治を基本から崩壊させたと非難している。

安倍とは一体何者であったのか。安っぽい百貨店で売れるものなら何でもうる。八方美人でプーチンにすり寄ったと思ったら今度はトランプに近づき、中国とも会話を呼びかけインドに飛び、オーストラリアを味方につけと、何処にもかしこにも笑顔を振りまいた。

保守としての見識があるようでなく、経済は金をバラまいてとりあえずは景気を維持しているように見せた。深い見識があるわけでなく、そこいらへんの効果があるものは全部ごた混ぜにしただけだ。

私はここに最大の不愉快を感じた。特に歴史を改ざんすると言った時にはこの人間はダメと判定した。国民の半分くらいが私のような感触を持っているのだろう

私は案外政治に妥協する人間だから政治とはこんなものだろうと思う。あまり理想を追求し過ぎてもよくない。ある程度自民党が方向修正したらまた自民党に頑張ってもらうしかない。



日本だけが苦しんでいるのではないこと    2022/9/30


イギリスポンドが急激に下落して国債利回りが急上昇しているらしい。
イギリス新政権が冬の暖房費の巨大負担増を軽減するために、大幅な減税を実施して、庶民にお金をばらまく決定をしたらしい。これを聞いて日本政府がやって来たこととイギリス政府は同根であると納得した。もちろん日本のそれはやり過ぎで最早手の打ちようがない。

どこの政府も庶民に嫌われたら政権を投げ出さざるを得ないから、このような飴玉政策を取る。一種のポピュリズムであるが決して成功しない。例えば家庭で主人が職を失ったとする。途端に費用を抑えないと家を失い路頭に迷う。それを生活を下げるわけにいかない、積極生活を維持しようとクレジットカードを使いまくったらあっという間に破産だ。国民も政府も本質は変わらない。

苦しみは日本だけでないともう一つ感じたのは最近の韓国ウォンの下落だ。この国は日本では考えられない速さで資金が枯渇する。外国に逃げるわけで、25年前にも起きている。一度起きる事は2度、3度という事らしい。これアルゼンチンが10年置きに破産しているのに似てないか。

韓国人は見栄っ張りで消費志向が強い。車は皆大型でマンションも日本より大きい。彼らは借金をしてまでも見栄を張りたい。すると破産も特急でやってきて今回のような事になる。

最近必要以上に日本の欠点を論うユーチューブがあるがこれは良くない。過度に日本を矯正しようとすると日本の持つ本来の良さが死んで日本に何も残らなくなってしまう。



積極財政に反対     2022/9/26


積極財政とは国が困難になったら政府が赤字でも財政を出動して需要を喚起して経済を発展させると言う事でしょう。しかしこれを日本は過去30年間やって来てさっぱりその効果がなかった。

同じ失敗の例えをフィリピンは上手く表現する。
貧民には金を与えるな、魚を釣る道具を与えよと。言い得て妙ですね。発展途上国に資金援助を与えて今まで成功した話を聞いたことがない。援助された資金はその上流で個人に盗まれて末端まで行かないし、末端まで少し流れてもこれを産業に昇華する能力と意思がないからだ。

日本もある意味で同じで、景気が悪くなる度に積極財政で金をバラまいていると大衆はお金を受け取る事に慣れてしまい、産業育成に励まない。その結果が1200兆円に膨らんだ国の借金であり、30年間のジリ貧経済であった。

この悪循環を断つには、厳しい政策転換が必要になる。今から40年前にイギリスではサッチャーが厳しい自由化政策をやった。アメリカもレーガンがやった。
印象的なのはニュージーランドで今から30年前に底なしの経済悪化で苦しんでいた。日本が今やるような金のばらまき政策で出口が見えなくなっていた。当時の銀行金利はなんと25%。でもここでニュージーランドは断固政策を変えて以後順調に経済は回復した。

それを安倍が死んだ日本がやらなけらばならないのです。激しい円安は悲劇の始まりですが、ここが踏ん張りどころで、政府も国民も耐えないとならない。我慢できずに積極財政を叫ぶと日本はギリシャやアルゼンチンのようになり、世界から消えて行く。



翻訳完成       2022/9/25

眼球運動による脱感作と再処理法(E.M.D.R)

アメリカからの情報では時々この療法が取り上げられている。基本的に認知行動療法に似ていて、それに眼球運動を組み合わせた感じだ。効果ありと言うが私は大いに疑問に思っている。

アメリカの考えは認知行動療法でも散々習ったように、恐怖、不安に対して正面から向き合い、それに慣れて克服する思想であり、上手く行かない。神経症の場合、不安、恐怖は脳の合理的理由で起きているのではなくて不合理、即ち脳の異常動作によって起きている。これをいくら合理で克服しようとしても逆に煽って最早正常の生活が出来ないほどに患者を追い込んでしまう。

こんな考え、療法が流行るのは、神経症を治した人がほとんどゼロであるのが理由です。神経症の本質は神経症を治した人だけがわかる。認知行動療法は誰が見ても尤もらしく見えるが、こんなもの単なる作文で当たり前の考えの延長線上にあり、既に神経症者が各自自分流の認知行動療法をしている。そして全敗なのです。



日本はあまりに居心地が良すぎるのが欠点  2022/9/24


どうも日本は世界の経済発展から取り残されているように感じる。その一つの理由に、あまりに日本での居心地のよさにあると思う。
過去25年間に何度も世界は経済の縮小に見舞われたが、そのたびに日本は財政出動してその衝撃を緩和してきた。原資は今から30年以上も前に蓄えた富であり、あの頃は日本は世界一であった。

しかしその痛み止めがあまりにも効果があって痛みを十分に吸収してくれたから、国民も政府もいつの間にか危険に対して鈍感になってしまった。日本が戦後いち早く世界の工場として現れ、世界に輸出をしたのは世界大戦で灰塵に帰して失うものがなかったからだと思う。

しかし今は失うのを恐れて火の中に飛び込む勇気を失ってしまった。中国を見て、あれだけダイナミックなのは、あの国に生きるとは生命の危険に常に晒されているからだと思う。韓国は今までIMFの軍門に2回くぐっている。あそこまで追い詰められると国民も政府も覚悟が出来る。

そこで日本であるが、今回はもう逃げられないと思う。円はぼろ安に向かうし、金利を上げれば即刻日本政府破綻する。その時に日本人の真の強さが戻ってくると私は考える。



負け戦        2022/9/22

プーチンの負け戦が濃厚となって来た。
プーチンがウクライナの周りに大量の軍隊を集めて戦争の準備をしているころから、私のプーチンに対する印象は極めて悪かった。あってはならない戦争であり、100年前の帝国主義全盛の時代ならいざしらず、人々がスマホを持つ時代になにをするのかと腹が煮えくり返った。

そんな時にあるアメリカ人と話していて、彼はプーチンを天才と持ち上げたのには閉口した。世の中にはこう考える人がいるのだなあと。 そしたら鈴木宗男がロシアよりウクライナが悪いと言い始めた。平和が大事であり、ウクライナは直ぐ降参してロシアの軍門に下れと。同じような事を橋下も言っていたのにはあきれた。

人を見る時に頭がいい悪い、専門性があるないではなくて、何か言葉を飛び越えて不愉快を感じる時があるが、この腹の虫とか第六感と言うのが案外正しい。私の場合、大塚家具の時にズバリと当たった。

人には感性と言うものがある。知識、善悪、好みを超えて何かを瞬時に感じる感覚だ。これがあるから我々はあまり時間をかけることなく、危険を察知できる。今回はプーチンで自分の判断は正しかったし、恐らくトランプに対しても間違ってないであろう。


スマホ依存症       2022/9/19
最近はニュースでも大っぴらにスマホ依存症を取り上げている。
恐らく国民一般にスマホを見続ける事は決して良くないの認識が高まって来たのだろう。私はスマホが流行り始めた今から10年前からスマホには辟易している。道を歩く人、電車の中にいるひと、全てがスマホを見っきりになっている。これほど世の中不愉快な事はない。

コンピューターは世界を変えた。コンピューターのおかげで情報が世界の隅々まで一瞬にして到達するようになった。しかしスマホは英語で言う所のラブチャイルドだ。愛人との間にもうけた子供であり、余計なもので違法に近い。コンピューターで十分情報は世の中にいきわたっていて、歩きながら見っ放しになる必要はない。

世の中便利になったではなくて、人間の堕落が始まった。 しかし人間は動物界で唯一依存症になる動物で、だからアルコールを飲み、薬物をやり、タバコをやる。その延長線上にスマホはあると私は見る。人間は依存の対象になるものに対して屁理屈を言って便利さを説明する。まあ、その言い訳もそろそろおしまいになった。

真に生活を便利にするのはスマホではなくてお金であり賃金なのです。お金さえあればスマホがなくても必ず購入できるが、スマホがあってもお金がなければ物は買えない。何時も思うが公園に行くと自然がある。空気がおいしい。緑が匂う。鳥、昆虫の音が心よい。四季の変化を感じる。体を動かし筋肉を鍛える。このどれをとってもスマホを見る行為より素晴らしいのにひたすらスマホを見続けるバカが多すぎて困るもんだ。


安倍の功罪     2022/9/17
功の部分は日本の安全保障を強化した事だ。安倍の努力により中国、北朝鮮が日本に対して手出しをするのに簡単ではなくなったであろう。 しかし私は罪の部分に焦点を当てる。

最大の罪は赤信号もみんなで渡れば青信号になってしまったことだ。桜を見る会、森友学園、加計学園問題、日本会議等限りなく国民が疑う事件を、ことごとくうやむやにしてきた。安倍はこのような問題の処理に天才的手腕を発揮する。あまりに逃げ切りに成功したものだから、子分たちは親分のやる通りにしておけば万事OKになり、自分で考えることを忘れてしまった。それが統一教会事件の遠因であった。

赤信号無視は何度かは成功するがいずれ大事故につながる。何時か居眠り運転の車が突っ込んでくるだろう。私が一番気になるのは、日本の財政事情で、もう長い事日本は慢性的デフレに悩まされて来た。恐らくこの先いくら金融緩和をしても問題解決はしないのに、日銀は政府の子会社と化したものだから、社会をびちゃびちゃに現金漬けにしてしまった。現金は株式市場に流れ、不動産に流れるから一見景気よく見えて政権には都合がよいわけだ。

しかしものごとは安倍の好都合にはいかなかった。安倍は逆上した統一教会会員二世に殺されたし、アメリカはインフレ退治に金利を6%に引き上げた。こうなったら金利ゼロの日本からアメリカに現金は流れる。それを止めようと日本も金利を上げたらその瞬間に日本は破産する。この破産の速度を速めたのも安倍なのだ。


薬の効き        2022/9/16
私が最初に薬の効きに注目したのは頭痛薬であった。若いころから頭痛に悩まされそのたびに同じ頭痛薬を使っていてその頻度が知らない間に上がっていた。

ハワイに行ったときに試しにコンビニに入ったら頭痛薬を発見し、日本だったら20錠が最大限なのに向こうは100錠入りの大瓶で売っていた。しかも安い。さっそく買ってきて頭痛の度にのでいたらほとんど効かなくなった。これはおかしいと気づきインターネットを検索すると、頭痛止めに一番いいのは我慢することとあった。 以来自分の薬依存症に気が付き、出来るだけ飲まないようにしたら、頭痛薬の効果が戻った。あまりに耐えられないときに1錠だけのむ。すると奇跡のようにスッと痛みが消えた。

頭痛の原因は薬の多用にあったのだ。神経症の人で不眠に悩まされる人が多いと思う。私の場合は年齢のために眠りが浅いのと、夜間頻尿で熟睡が出来ない。たまに医師からもらった睡眠剤を飲むこともあるが、私のお好みはメラトニンです。このサプリメントの効きは一言で述べるのが難しい。

不眠が頑固でないときは大変効き、しかも朝方にも二日酔いのように眠気が残る。しかし頑固な不眠になるとメラトニンは睡眠剤と言うより覚醒剤になってしまう。これがホルモンの作用の仕方なのだろう。だから軽い不眠の解消、依存症を避けるにはメラトニンは私にはもっとも適したサプリメントになっている。



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